2歳3ヶ月の娘は生後1ヶ月のとき、舌小対短縮症といわれました。「切る必要がないというのが一般論だが、実は処置が重要な意味がある場合がある」など、なかなかよい方向性がつかめずにいます。
 2歳3ヶ月の娘のことで相談します。
 生後1ヶ月のとき、舌小対短縮症といわれました。
 その後1歳6ヶ月検診のとき相談したのですが、「小児歯科の専門の先生と相談して」といわれました。
 当時は海外赴任中で、里帰りしていたときだったのですが、先月日本に帰任し、落ち着いたところで、歯科に行ってきました。
 小児歯科・矯正などもやっている歯科ですが、舌の状態をみて、「総合病院の口腔外科を紹介します」といわれました。
 「ぱっと見たところだと、処置が必要」との事でした。
 生後1ヶ月でわかっていたことなので、ちょこちょことネットで調べてはいたのですが、
「今はほとんど切らない」、「切る必要がないというのが一般論だが、実は処置が重要な意味がある場合がある」など、なかなかよい方向性がつかめずにいます。
 娘は母乳だけで育ち、卒乳しました。
 「短縮症で、母乳を飲みながら寝てしまう赤ちゃんは、飲み疲れているか、乳首をくわえた状態のほうが寝付きや すいことがある」とネットでありました。
 まさに飲みながら寝てしまう赤ちゃんで、授乳間隔は2時間ちょっと。
 そういわれれば、「飲む量が少ないから授乳回数が多いのか?」と思わずにはいられませんし、「ゆびしゃぶりも、短縮症によって呼吸が苦しいせいもある」というものも、
「だから寝るときだけ指しゃぶりをするのか?」と思ってしまいますが、「そういう子どもだ」と言えばそれまで。
 今日調べたところでは、短縮症は、発音うんぬんより呼吸に異常が出るとか、手術前後のトレーニングが必要なことなどを知りました。
 来週、総合病院の予約をしてあります。
 先生のお話によっては、必要であれば処置をするつもりでいますが、よい先生の見分け方には、どのようなポイントがありますか?
 術前・後のトレーニングは必要不可欠ですか?
 そういったことを話さない先生は辞めたほうがよいでしょうか?
 とにかく切りましょうというのは、嫌だと思っていますが、ほかに、「医師はこういったことを確認したか」というポイントがあれば、ぜひお聞きしたいです。
 (乳幼児のころどうだったかや、寝るときの状態などは、必須質問項目でしょうか?それとも舌の状態だけで、ある程度処置の必要性は決まりますか?)
 少しでも、方向性をつけておきたいのです。
 よろしくお願いします。
 こんにちは!橋本歯科医院 院長 橋本光悦(みつよし)です。
 メール有難うございます。
 早速ですがお悩みの件につき回答させていただきます。
 かなりよく勉強してられますね!
 そんなに慌てて切らなくても良いと私は思います。
 といいますのも今現在何か支障が出ているのかと言われると何もないはずなんです。呼吸がくるしそうですか?私は舌小帯が短くて苦しいなんて聞いた事ありません。
 これはドクターによって意見の分かれるとこですが、3歳くらいになって話が分かるようになってから、しゃべりにくそうとか、本人に聞けば分かるようになってからでも遅くはないと思います。
 それと良い歯医者とか悪い歯医者とか、これを聞かなかったからだめな歯医者だとか判別するのは私らでも難しいです。
 貴方が先生とお話なさって信頼できると感じる先生が、貴方にとってはいい先生じゃないでしょうか?
 人間関係ですから私の紹介する先生がすべての人にとっていい先生かといいますとそうじゃないと思います。
 最初から疑ってかかりますと、いい先生でも逆に先生の方に嫌われますよ。素直にお悩みを聞いていただいてご自分に合うかどうか判断なさってください。
 ちょっと厳しい書き方をしたかも知れませんが医者だって人間です、自分を慕ってきていただける患者さんはこちらにとっても最高の患者さんです。